今回は、30年ほど前から繰り返す不眠による自律神経症状を改善に導いた事例のご紹介。
お客さま
女性 60代
来院
2016年1月
症状
30年ほど前から繰り返す不眠(中途覚醒)によるイライラ、ふわふわしためまい、肩こり、3ヶ月以上直らない咳、などの自律神経系の不調で、娘さんのご紹介により来院。
親の介護をひとりでしている状況で、さらに全く眠れない日もあり、精神的に耐えられなくなった。また、好きな趣味も咳の影響で思うようにできていないことも大きなストレスになっていた。
施術経過と内容
検査した結果、頚椎1番(c1)、後頭骨と骨盤(仙骨)の歪みからくる不眠と考える。自律神経系の不調によって不眠が起こっていても、身体が原因で起こっているものは多い。
精神面(潜在意識)のケアは必要だが、必ず体をチェックする必要がある。施術は、体幹と肋骨のねじれを調整し、C1と後頭骨、仙骨を調整した。
刺激がピタッと合ったので3回の施術で、途中で目は覚めるものの5時間ほどまとめて寝れるようになった。咳の症状も軽減され、まだ痰が絡むこともあるが、前のように好きなことへの支障もほとんどなくなった。
同時に施術した内容
腎臓調整(直接・間接)、肩こり
使用した手技
C1調整、頭蓋骨調整、仙骨調整、骨盤調整、
考察
頚椎1番と後頭骨、仙骨が不眠を引き起こしている原因であった。介護や精神的ストレスなどの慢性疲労により、身体が悲鳴をあげている状態だった。
このまま不眠を続けていると、もっと体のバランスがおかしくなり自律神経の不調がもっと出てきたかもしれない。
僕自身も経験した自律神経の不調は、めまいや頭痛、動機、息苦しさ、倦怠感など様々な不調を起こす。僕自身は完全に一度カラダがコントロールできなくなってしまった経験があるので、この段階で回復できてよかったと思う。
症状について詳しくはこちら
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