今回は、胃腸の調子がわるい、食欲がないという自律神経失調症状が改善。学校にも行けるようになった事例のご紹介。
お客さま
女性 20代
来院
2016年 5月
症状
胃腸の調子がわるく、食事がのどを通らない、睡眠が満足にとれないという症状で学校にもあまり行けていない状況。
今まで調子がよかったのに急にしんどくなったりするので、出かけることに対しても不安がある。自律神経のバランスをうまくとれていない感じ。
病院にいっても原因がわからず、「心因性のものでは?」と言われるだけで原因がわからないということで来院。季節に関係なく、夏の暑いときでも手足は常に冷えている。
施術経過と内容
足型をとると、体重の片寄りと小指が地面に設置していないという「足のバランスの崩れ」があることがわかり、そこから頚椎や骨盤、体への負担が大きくなっていると考えた。
まず、基本的な骨盤、頚椎の調整を痛みのない施術でおこない、かかとの骨、すねの骨の調整をおこなった。それに合わせて足にテーピングをしてよい状態が長持ちできるようにした。
2回目来院時には、まだ食欲や胃腸の調子のわるさは少しあるが、身体は楽になったとのこと。テーピングをしたことで身体のバランスが安定しているので、2回目以降もテーピングをおこなった。
計5回の施術をした段階で、ほとんど症状が出なくなってきたので、2週間に1回、テーピングのみの行うようにしている。
それだけでも身体は良い状態をキープできている。
同時に施術した内容
なし
使用した手技
頚椎調整、骨盤調整、テーピング
考察
学校にいけないということでとても不安な気持ちがあり、とても焦りを感じていたが、自律神経的な不調は必ず回復していくということを伝えると少し安心されていた。僕自身が経験したことがあるのでわかるが、経験したことがない人にとっては、「良くならないんじゃないか…」という不安の方が大きくなっていく。
また、カウンセリングなど精神面のケアに合わせて、必ず体の状態を西洋医学以外の方法でチェックしていく必要がある。
今回のケースは、足に原因があったので足を調整したことで回復がはやかった。足の重要さにも目を向けてほしいと思う。
症状について詳しくはこちら
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