猫背とは、座った猫のように背中が丸くなる状態をいいます。具体的には、胸の背骨が丸くなり、肩が前に出て、頭を前に突き出した形になります。

自律神経失調症やパニック障害の方の姿勢は、カラダもしんどいので、余計に前傾姿勢になっています。今パソコンやスマホで見ているあなたの姿勢も頭が前に出て、姿勢がわるくなっていませんか？

この点に気づくだけでも猫背による自律神経の不調を改善するきっかけになりますので、気づいたら座りなおしてみてくださいね。

猫背というと、背骨が曲がってわるい姿勢というイメージをお持ちではないですか？

でも、実際に背骨が曲がって猫背になっているという方は少なく、正しい立ち方、正しい歩き方ができていないだけという場合の方が多いです。なので、ただ正しい歩き方、正しい立ち方をマスターして、生活の中取り入れるだけで猫背を解消することができるのです。

これには自己判断でやってもなかなか良くならないので、専門家に見てもらう必要はあると思いますが、背骨が曲がっているから仕方ないとあきらめないでください。

では、なぜ猫背が自律神経の不調と関係しているのでしょうか？具体的に解説していきます。

それは、猫背になることで、胸(横隔膜)を圧迫する形になり、呼吸が浅くなることで、身体が酸素不足になってしまうからです。身体が酸素不足になると「細胞の働き＝筋肉・関節・内臓の働き」などすべての動きがわるくなってしまいます。

そうなると特に自律神経の働きと関係している内臓疲労が蓄積する形となり、身体は防御しようとして余計に身体を丸める状態になるのです。イメージとして、お腹が痛くなると身体を丸めて「お腹痛いー」となりますよね？それと同じ状態なのです。

一般的な猫背の矯正方法としては、姿勢矯正の服・コルセット・接骨院・整体院・カイロプラクティック・鍼灸院・ストレッチ専門など色々な方法があります。

もし、背骨が実際に曲がっている、骨盤がゆがんでいるだけとかいう状態であれば、背骨や骨盤などを矯正していくことで猫背を改善することができます。

でも、「足」にゆがみがある方で猫背になっている方は一時的によくなっても、スグに元に戻ってしまう場合があり、それはよくならないです。

猫背は、一般的には背骨矯正や骨盤矯正、首を整えたりしますよね？でも、当院では猫背はそれが根本原因ではないと考えています。

なぜなら、当院の見立てとしては、猫背というのは「足」が原因になっていると考えているからです。

具体的には、人間の構造っていうのは、”建物”と同じ仕組みだからです。建物でいう基礎部分が人間でいう足です。その足が外反母趾や浮き指、扁平足などでバランスが崩れると、その歪みが骨盤や背骨、首などにも影響をかけてしまい、上部を整えてもすぐに元に戻ってしまうという状態になるのです。

さらに人間は、建物と違い「歩行」という動作が加わりますので、建物以上に土台の影響を受けやすいのです。一度考えてみてください。その土台が崩れてしまうとどうでしょうか？どんなに頑丈な家でも崩壊してしまうと思います。

人間も同様で、土台である「足」に歪みが生じると上部にも歪みが起こり、次第に猫背やわるい姿勢になり、その状態が続くことで自律神経失調症やパニック障害というひどい不調になるのです。

だから、たに整体院では、土台である足を安定させることで、自律神経が安定してきて様々な不調が改善されるとともに、猫背が整った良い状態が長持ちするのです。

もし、あなたがこのわるい姿勢を改善して自律神経の不調をあきらめたくないという思いで読んでくれているのであれば電話してください。あなたと同じ経験をした僕にしかできないことがあると思います。一緒に好きなこと、やりたいことを叶えるためにがんばりましょう！