首が痛い・首のこりと自律神経失調症

スマホ、PC作業などライフスタイルがめまぐるしく変わる世の中で、いま深刻に悩んでいる方も多い首の痛みこりについて、”首が痛い・首のこりがひどくなると様々な不調がでてくるというあなたへ”その原因や対処法についてご紹介していきます。

もし、今あなたが首が痛くなったり、首のこりがひどくなるとフワフワしためまいが起こったり、頭痛がでてきたり原因不明の不調に悩まされているのであれば、最後まで読みすすめてみてください。

あきらめかけていた気持ちが少しス~~っと軽くなると思います。

首の役割、役目とは?

脳波

まず、はじめにあなたは「首の役割」をご存知ですか?
首の役割は、脳からの神経信号をカラダに伝えたり、脳に血液を送る通過点でもあり、非常に重要なパイプ役なんです(゚д゚)!だから首にゆがみや筋肉の過緊張など負担がかかっていると脳の働きまで低下していくのです。

首は頭の重みを支えるので、とても負担がかかりやすく、わるい姿勢や生活習慣により、現代病とも言える症状なのです。

◎首の構造

首(頸椎)の骨は7個ありカーブを描くように湾曲しています。
ですが今ストレートネックと言われる首の骨が雲曲せずまっすぐになってしまっている状態の方が多くいます。ストレートネックになると頭を支える時に湾曲がないためクッションの役割を果たせなくなりショックを100パーセント受けてしまう状態になります。

現在は、スマホやPCなどの普及により、どうしても下を向く動作が増えてしまいます。その影響で湾曲がなくなり首のコリや首が痛いといった症状が出てくるのです。それでは、首のコリや首が痛いといった原因について細かく見ていきましょう。

首が痛い・首のこりの原因

首が痛い、首のコリがひどいと言う原因は大きく分けて4つ挙げられます。あなたがどれに当てはまるか考えてみてください。

猫背・姿勢がわるい

姿勢

まず1つ目は猫背姿勢の問題です。さきほどお話ししたように、頭を首で支えることが増えるため猫背や姿勢の悪さによって首に負担をかけてしまう状態です。

正常な姿勢の位置は、耳・肩・骨盤・くるぶしの位置が一直線にピーッとくるのが正常です。

ですが、骨盤が前に傾きすぎていたり、頭が前に出た状態になると、常に首や上部胸椎(肩甲骨周辺)で支える状態になり、首が痛い、首がこるといった不調がでてくるのです。

眼精疲労

眼精疲労

2つ目の原因としては眼精疲労があります。眼精疲労の場合も、明るい蛍光灯やパソコンの画面スマートフォンの画面を長時間見るといった現代社会の生活習慣があらわれている症状です。そのことでとても目が疲れてしまいます。

眼精疲労が続くことで、それに関係している首の筋肉(特に胸鎖乳突筋や斜角筋それに関係している筋肉)がかたくなり、首の凝り痛みにつながってしまいます。

足のゆがみ

足の歪み

3つめの原因として足の歪みが挙げられます。
足の歪みとは、外反母趾、偏平足、浮き指、足裏の痛みなどのことです。

カラダは「首」や「目」で最終的にバランスを取ろうとしますので、カラダの土台となっている足に歪みが起こっていると、体が不安定になりその歪み、歪みを首で補う形になります。

このようになると首の骨に歪みが起こったり首、肩周辺の筋肉に緊張をおこし痛みを起こしたりこりが出てくるといった症状が出てくる状態になるのです。

ストレスによる自律神経の乱れ

ストレス

現代の中では圧倒的に多い原因として「ストレスによる自律神経の乱れ」があります。
ストレスといっても精神的なもの構造的なもの環境的なものなど様々なストレスがあります。

ストレスと言えば精神的なものしか思い浮かばないともんですがそれだけがストレスではないです。
だから、自律神経失調症、パニック障害、うつと言われても精神的なものだけではないということを知っておいてくださいね。

◎精神的ストレス

感情的な部分でイライラしたり落ち込んだり、そーゆー精神的なストレスが加わると、体は無意識に力を入れるようになります。これが無意識に行ってしまうので力を抜いていると思っていても力が入ってしまっていいおり、首や肩に緊張を起こしてしまいます。

私の考え方は、精神的なストレスというのは、潜在意識の中にある、気づいていないものが案外ストレスだったりするので、まずは気づくことが大切だとおもいます。そして、まずカラダとココロは表裏一体なので、カラダから元気にしていくことでココロも元気になるので、カウンセリングや心理療法などを組み合わせながら、カラダもケアしていくことがすっごく大事だと考えております。

◎構造的ストレス

構造的ストレスというのは、骨盤や首肩などのゆがみ、ひずみを言います。
この構造部分が歪みを起こしているとそれも体にとって大きなストレスとなり、体がうまく回復できずに機能を保てないようになります。

◎環境的ストレス

環境的ストレスというのは温度変化や湿度の変化環境の変化による身体へのストレスです。

例えば、夏で暑いところから寒い店内に入ったときに子力が入ってしまう時があると思います。そのような温度変化や湿度の変化って言うのも体にとっては大きなストレスなり筋肉を疲労させてしまう原因になります。これは、あまり気づかない間に蓄積しているものなので、気づくといろんな対処がとれますよ。

首が痛いときにあげられる首の病気は?

◎頚椎ヘルニア・頚椎症

首が痛い時にあげられる病気としては、頚椎ヘルニアや頸椎症がまず挙げられます。
頸椎症や頚椎ヘルニアの場合は、首の骨と骨のあいだにある椎間板というクッションが突出したり、骨が変形することで、肩や腕などにしびれを伴う場合があります。そのような場合は早急にまず病院で検査を受けて、どのような状態になっているのか把握するようにしましょう。

◎肩関節周囲炎

肩関節周囲炎とは四十肩や五十肩といわれるような肩に痛みがでる状態です。
肩の筋肉と首の筋肉はすごく関係しており、肩が痛く筋肉が硬くなると首の周辺の筋肉や首の骨にも歪みを起こしたりする形になりますので、首が痛いとき、肩が痛いときと言うのは密接に関連していますのでその部分は忘れないように適切に対処しましょう。

◎胸郭出口症候群

胸郭出口症候群とは、ウデを上にあげる動作をしたときに、ウデや肩、肩甲骨周辺に痛みをかんじる症状です。
主な原因は、鎖骨と第一肋骨周辺で、神経や血管の圧迫がおこることで胸郭出口症候群の症状がでてきます。
人によりここだけで圧迫されているというわけではないので、適切診断検査をする必要があります。

◎悪性リンパ腫

悪性リンパ腫とは、免疫などをコントロールしているリンパ系組織から発生するがんのことです。
悪性リンパ腫は、首や脇の下、足の付根などのリンパ節の多い部位に痛みのないしこりができる場合があり、リンパ腫かもという兆候がでることがあります。
他にもいろんな症状がでることがありますが、首の痛みやコリだけで首のところにしこりみたいなものはできないので、しこりみたいなものを見つけたときは、早急に病院で検査を受けるようにしましょう!

首が痛いとき、首のこりがひどいときに併発して起こる症状

首が痛い時、首のコリがひどいときに、併発して起こる症状が頭痛やめまい、耳鳴りなどの不調です。当院の患者さんの例を見ていても頭痛やめまい耳鳴りなどの症状不調を抱えて抱えている方には首のコリや肩の凝り首の痛みっていうのがともなってきます。

首の痛みやコリが全く感じていないと言う形に頭痛やめまい耳鳴りといった症状が出ているというのはほとんど見られません。だから頭痛やめまい、耳鳴りを長期間悩んでいるという方はまず首の凝り、首の痛みがどこから来ているのかって言う原因をしっかり専門家に診てもらう必要があると思います。

基本的に病院でよくならなかった方が当院に来院されますが、自律神経の乱れの影響で、頭痛、耳鳴り、めまいなどの症状がでているので、その場合は整体をすれば回復することがほとんどです。

首が痛い・首がこるときの対処法

カラダを温める

温める部分は、「首と頭の境目」です。
ココが1番、自律神経が集中している場所なので、ココを温めることでカラダの緊張感がとれ自律神経が安定し、首が痛い、首のこりといった症状は安定していきます。

またさらに、首と一緒に温めるいいのが、「内蔵」です。
特に、おへそ周辺を温めることで、自律神経と関連している副腎や小腸などの動きを手助けすることができますので、おすすめです。
温めることはスグに症状が劇的に変わるわけではないですが、「温めること」をあなどってはなりませんよ( ・∀・)

深呼吸、力を抜く練習

温めることに続いて大事なのが、「無」の時間をつくることです。
無の時間というのは、リラックスして力を抜く練習をすることです。

現代は、常にPC、スマホの液晶画面で目を酷使していたり、無意識のうちにカラダにチカラが入っています。このチカラが入るというクセが続くと力を「フー-っと」抜こうにも抜けなくなってしまいます。
それが自律神経の不調を起こすきっかけになるので、力を抜く練習をしましょう。
※具体的な力の抜き方は、深呼吸をしながら行うのがおすすめなので、こちらの動画を参考にしてみてください。

姿勢

姿勢と言っても、正しい姿勢と悪い姿勢と違いは、プロからの目で見てみないとわからない部分が多いです。
また、自分で正しい姿勢、背筋を伸ばすだけで姿勢が良くなると言うわけではありません。
正しい姿勢というのは横から見たときに、耳、肩、骨盤、足のくるぶしの位置が一直線になっているのが正常です。例えば横から姿勢を見たときに、その一直線のライン上より頭が前に出ていたり方が前に出ていたり、または腰が前に反ってしまっていたりすることで、体が悪い姿勢になりいろんな歪みを起こしてきます。

だから、理想的にはプロの目で正しい姿勢の状態と言うものを指摘してもらいそこから自分で改善していくのがベストです。それが難しいと言う方は、下記の画像のように鏡で横から見たときに耳からくるぶしで一直線のラインができるように毎回毎回トイレや鏡があるところでチェックするようにしましょう。

自律神経の不調がある方は、みんな姿勢がよくないと自覚しています。
だからこの機会に自分のカラダに目を向けて姿勢を改善することで、自律神経のバランスを整えるようにしましょうね。

首が痛い・首のこりがひどくなると様々な不調がでてくるあなたへ

自律神経の不調でめまいや頭痛、肩こり、首こり、首の痛みなどの不調が出てくると非常につらいと思います。ですが、この首コリや首の痛みなどを解消していくことで、他のめまいや動悸、不安感などの不調もかなり改善されます。

当院の患者さんの多くも首の痛みや首こりでお悩みでしたが、皆さん改善されていっていますので、あきらめず今できるところからしっかり改善していきましょう。

もし、あなたが「首が痛くて上を向くのがつらかったり」「首のこりがひどくて頭がぼーっとしたり、ふわふわしたりする…」そのような症状がある場合はお電話ください。必ずお役に立てると思います。

症状について詳しくはこちら

自律神経失調症

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