胃腸の調子がわるい・食欲不振

「胃のあたりがキリキリする、胃腸薬をのんでも良くならない」内科にいっても原因がわからず病院を転々としているあなたへ

このページでは、原因不明の胃腸の不調は〇〇にあった。というお話です。

もし、あなたが

  • 「胃のあたりがキリキリする」
  • 「胃腸薬をのんでも良くならない」

というお悩みがあるのであれば最後まで読みすすめてください。なぜ、こんな不調に悩まされているのか?というモヤモヤした気持ちが晴れると思います。

胃腸の症状

お腹

食道や胃腸の働きが低下していると感じたときは「自律神経の乱れ」が原因かもしれません。

なぜなら、心臓や肝臓、食道、胃、小腸、大腸などは自律神経の副交感神経(休んでいるときに働いている神経)によって支配され働いているからです。

つまり、胃腸系の症状で、胃腸薬を飲んでもよくならない場合や胃カメラで検査しても問題ない場合などは、自律神経の乱れによって引き起こされている場合が考えられるので、クスリや検査だけではなかなか回復しないというわけです。

それでは、胃腸の調子を崩すそれぞれの症状について詳しくみていきましょう。

膨満感、気持ち悪くなる

膨満感や気持ち悪くなる胃腸の不調は、自律神経の乱れによる胃腸障害の1つと考えられます。
もちろん食べスギでそうなるのはNGですが^^;

でも、今までどおり食事をとっていて胃腸の調子がわるくなりやすくなっている、食事の量がとれないなどの状態は、自律神経が乱れはじめている証拠なんです。だから胸焼けだからだいじょうぶ、気持ち悪くて吐いてしまいそうになってもだいじょうぶと思わずに早急に対処するようにしましょう。

逆流性食道炎

逆流性食道炎とは、胃酸の逆流によって「胸焼け」などの症状を引き起こし、食事をとるのが億劫になったり、気分がさえなかったり、睡眠が満足にとれない状況になったりと、日常生活に支障をきたす病気です。

逆流性食道炎の原因は、胃酸の逆流によって食道の粘膜に炎症がおきた状態をいいます。
通常なら胃酸の逆流はおこりませんが、”なんらかの原因”で胃酸に対する防御機能がない食道が胃酸によって傷ついてしまうのです。

逆流性食道炎は、最近になってよく聞く症状になりました。
これは生活スタイルの影響やその症状に悩んでいる方が増えているのが要因だと思われます。
そして、”なんらかの原因”の1つが自律神経の乱れが原因だと考えられます。

自律神経は、「消化液の増加減少」「蠕動運動の促進抑制」など交感神経、副交感神経によってバランスが保たれて機能を維持しています。
なので、クスリという治療の選択肢もありますが、自律神経のバランスを整えることをしていかないと根本的に回復しない場合があることを知っておいてください。

逆流性食道炎について詳しく見る

胃潰瘍

胃潰瘍とは、胃の粘膜まで胃酸によって傷つけてしまい炎症をおこすことで起こる症状です。
症状は個人差があり、吐き気やゲップ、胸焼けがひどくなったり、症状が悪化すると胃の出血で血を吐いたりする場合もあります。

胃潰瘍の場合も、逆流性食道炎と同じように胃酸によって組織が破壊され症状が出てくるのですが、本来は胃酸は胃の粘膜まで破壊するようにはつくられていませんが、破壊されるということは過剰に胃酸が分泌されていたり、カラダのバランスが崩れている証拠です。

胃潰瘍はストレスによって起こることは一般的には知られていると思いますが、カラダに精神的なストレスなどがかかったときは、自律神経もバランスを崩しはじめますので、自律神経を整えることがすごく大事なんです。

胃腸の不調を感じたときは、早めに対処することで胃がんや症状がひどくなる前に予防することができますので、高をくくらずに早めに対処しましょう。

胃腸の不調の症状は、逆流性食道炎や胃潰瘍のほかにも、胃がんや過敏性大腸炎などがありますが、内蔵は自律神経系が影響するので、内蔵面の不調を感じたときは、クスリだけに頼るのではなく「自律神経のバランスを整える」ということを忘れないようにしましょう。

食欲不振や胃腸の調子よくないときの原因

胃腸の調子がよくないときは、胃腸薬や病院へいって治療をするのが一般的だと思います。
しかし、クスリを飲んでも胃腸の調子が回復しない場合もあります。

「あらためて、これって何でだと思いますか?」

実は、胃腸の調子がよくないときというのは、単に胃が荒れているとか、炎症がおきているとか、それだけが原因ではないんです。
根本的な原因は、”自律神経の乱れ”にあったのです。

だから食欲不振、胃潰瘍、逆流性食道炎を解消するには、自律神経のバランスを調整することで解消されるのです。
特に、自律神経の乱れからくる胃腸の不調がでている方は、「足」「骨盤」「頚椎・頭蓋骨」のゆがみがひどくなっています。

まずはこの部分をととのえていくことで、自律神経が集中している「頚椎と頭蓋骨の接続部」や「太陽神経叢(みぞおち近くにあります)」の緊張が緩和され胃腸の調子がグンっと回復していくのです。

あ、もちろん内臓のことなので、内科的な検査は必ずしましょうね!

家でできる胃腸のセルフケア

胃腸のセルフケアとしては、簡単にできる次の2つを行ってみてください。

1.首、お腹を温める
これは1番簡単にできることなので、ぜひ今からチャレンジしてみてください。
方法は、湯たんぽやあずきのチカラを使って約5分~10分間、仰向けでリラックスしながら直接あたためるようにしましょう。すぐに効果がでるわけではないですが、続けることで必ず調子はぐいっとあがってきます。

2.空腹の時間をつくる
いまちまたでは、サプリメントととる、こんなすごい野菜がある、みたいな情報が繰り返されています。
でも、いま本当に栄養が足りてないんでしょうか?
現代では普通に食事をしている限りは、そんなことはめったにないと思います。
だから今必要なのでは、胃腸を休めるということです。
風邪を引いたときにあまり何も食べたくないと思うのは、「内臓に力を使わずに身体を回復したい」と自分のカラダが自然にしていることなんです。
つまり、空腹時間をしっかりつくることで、内臓を休めることができるので、身体を回復させることができるんです。

まとめ

食欲不振になっている、病院にもいってもクスリだけの治療でうんざりと思っている方は、自律神経のバランスを安定させるということを意識してみてください。
あなたのカラダの不調は、カラダからのメッセージなので、これを機会に自分のカラダと真剣にむきあい、やりたいこと、好きなことをできるようにするためにもご自愛くださいね。

もし、あなたが自律神経の乱れから来ている胃腸の不調かもと思われたのであれば、お電話ください。
必ずあなたのお役に立てると思います。

症状について詳しくはこちら

自律神経失調症

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