たに整体院の整体で、「ベーカー嚢腫」の症状を改善に導いた事例をご紹介します。
あなたと同じ悩みかもしれませんので、参考にご覧ください。
お客さま
女性 50代 指導者 桜井市
症状
太極拳の指導と、自身が太極拳を積極的に活動していることから、足を酷使していることが多い。
4ヶ月ほど前から、右膝裏に違和感を感じはじめ、徐々に正座や屈伸がしにくくなってきている。
整形外科では、「ベーカー嚢腫」と診断され、膝裏にプクッとピンポン球ほどの膨らみができている。
太極拳を続けたい気持ちと、普段の日常でも支障が出ないようにしたいということで、遠方の滋賀県から来院。
施術内容と経過
初回
足型検査などを行うと、外反母趾で足の親指が変形し始め、股関節にねじれを起こしていることが原因と考えた。
このような歪みが起こると膝関節に歪みが起こり、負荷がかかる状態が続いていく。
まず、土台である足の調整と、股関節のねじれを調整すると、膝の屈伸が楽にできるようになった。
正座はまだしにくい部分があるが、同じ施術を繰り返し、経過を見ると決め、初回は終了。
2回目(初回から5日後)
正座はしにくいのはあるが、屈伸はしやすくなったとのこと。
まだ、太極拳後に張りを感じることがあるようだったので、初回の施術と合わせて、筋肉の緊張を緩和した。
筋肉の調整を行なったことで、初回より膝の曲げ伸ばしが軽くできるようになった。
家でのセルフケアもお伝えして終了。
3回目から5回目(7日おき)
4回目、5回目ぐらいには、セルフケアをしっかり意識的に行なったこともあり、正座も楽にできるようになった。
外反母趾からくる股関節のねじれも問題なさそうだったので、終了。
今は、定期的に大会前など、1ヶ月に1回はケアを継続して、良い状態を保てている。
同時に施術した症状
施術方法
C1・骨盤捻転・ベーカー・股関節
院長コメント
今回は、ベーカー嚢腫という膝裏に違和感や痛みを伴う症状だった。
あまり聞き慣れないかもしれないが、女性の方には特に多い症状だ。
また、今回は、外反母趾が原因で歪みが起こり、膝に負荷をかけていたが、内臓疲労や膝以外の原因で症状が出ることが多い。
つまり、膝が痛いと思っても、膝だけの問題ではないことをまず考え、対処していくことが重要だ。
著者紹介
著者:谷 信弥
たに整体院(桜井市・橿原市)院長
【所持資格】
真体療術・フットケアポディスト・疲労回復整体
「下半身症状の専門家」として、整形外科や整骨院・接骨院に行ったけど、なかなか良くならない症状でお困りの方を、数多く改善に導いている。
症状について詳しくはこちら
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