たに整体院の整体で、「顎関節症」の症状を改善に導いた事例をご紹介します。
あなたと同じ悩みかもしれませんので、参考にご覧ください。
お客さま
女性 30代 自営業 奈良県大和郡山市
症状
2週間前から朝起きたときに歯の食いしばりを感じ、朝から顔やアゴが疲れている。
食いしばりのクセは、6〜7年前から定期的に感じているよう。
歯医者に行ったがマウスピースを使ってきたが、なかなか食いしばりが良くならない。
根本から改善できる方法はないかとネットで探していて、当院を見つけ来院。
施術内容と経過
初回
足型検査を行うと、足指がしっかり地面に着いておらず、浮き指により足が不安定になっている。
足が根本原因で、顎関節に負荷がかかっていると考えた。
まず、足指とかかとの骨を調整し、土台を安定させるようにした。
これは、正しい立ち方、歩き方ができることが目的だ。
顎関節と関係している筋肉とクラニアル調整を行い、根本を整えた。
食いしばりは、今すぐ確認できないので、順次確認していく。
次回は、5日以内に来院するよう指示し、初回は終了。
〈施術計画:施術期間2ヶ月・初めの1ヶ月で5回施術し、再検査〉
2回目(初回から4日後)
2回目来院時は、まだ食いしばりはあるようだった。
長年のクセなので、根本の足と顎関節に関係している筋肉、骨格の調整を行なっていく。
前回より、顎の動きはスムーズになっていた。
5回目まで、同様の施術を行なっていく。
特に、足を安定させるための施術が重要なため、テーピングなども使い安定させていく。
5回目(5日おき)
5回目で再検査。
足の型取りを再度行うと、初回から約1ヶ月程度だったが、足指がしっかり踏ん張れいる。
思った以上に、浮き指が良くなっていた。
患者さんがセルフケアを施術を合わせて、がんばって行ったこともよかったのだろう。
朝起きたときの顎周辺のこわばりや口の開け閉じは、完全ではないが、気にならなくなっているとのこと。
たまに、仕事が忙しく睡眠時間が短いときは、食いしばるクセが出てくるようだ。
2ヶ月目以降は、2週間間隔で、2回施術することにした。
次回は、2週間後に来院するよう指示した。
7回目(2週間おき)
7回目で再度チェック。
朝起きたときの、顎のこわばりや、口の開け閉じはスムーズにできているとのこと。
歩き方や立ち方も、キレイにできていたので、施術は一旦終了。
慢性化していたこともあり、今後は1ヶ月に1回のペースでメンテナンスを行なっていく。
同時に施術した症状
アレルギー
施術方法
C1・クラニアル・顎関節・踵骨腓骨・浮き指調整
院長コメント
今回の顎関節症の事例は、浮き指による足の不安定が、顎関節に負荷をかけていた。
人は、土台である足が不安定になると、その上部でバランスを補うために、顎関節や頭蓋骨に歪みが起こりやすくなる。
特に、人は、顎や目、頚椎でバランスを補おうとするので、上部に症状を感じている方こそ、足に目を向けてほしいと思う。
今回は、浮き指が原因になっていたが、外反母趾や扁平足など他にも足を歪ませることはある。
この記事を読んだ機会に、足のチェックを行なって、変形していたり、足に痛みや違和感を感じるときは、早めに相談してほしいと思う。
著者紹介
著者:谷 信弥
たに整体院(桜井市・橿原市)院長
【所持資格】
真体療術・フットケアポディスト・疲労回復整体
「下半身症状の専門家」として、整形外科や整骨院・接骨院に行ったけど、なかなか良くならない症状でお困りの方を、数多く改善に導いている。