今回は、1年前からの顎関節症が解消。仕事や家族との時間も気持ちが楽になった事例のご紹介。
お客さま
女性 40代
来院
2016年4月
症状
1年ほど前より、あごのズレ痛みにより、食事や歯磨き、見づらい状態が続いており、それに合わせて首肩コリ、手首の痛み、背中の痛み、不眠、動悸、慢性的な疲労感、体の冷えなど様々な不調が出ている。
スマホで検索していると自律神経的な症状と自分の症状が似ているということで、病院にも行ったが、原因がわからないと言うことで来院。
施術経過と内容
顎のズレ、頚椎、頭蓋骨、胸椎をチェックしたところ、顎には少しの歪みはあったがほとんど問題なし。それ以上に、頚椎や顎、胸椎に関連する筋肉の過剰な緊張がみられたので、全身の歪みの調整に合わせて、胸鎖乳突筋、脊柱起立筋など筋肉の調整をおこなった。
3回目ぐらい(5日間隔)までは施術後に楽になるものの元にもどりやすい状態だったが、少しずつ良い状態をキープできるようになった。継続して施術する必要があったため7回施術(1週間間隔)。
すると体の歪みや緊張は緩和され、楽に過ごせるようになったとのこと。今は念のため1か月に1回はメンテナンスを行っている。
同時に施術した内容
肝臓、腎臓、呼吸の調整
使用した手技
体幹、肋骨の調整、頚椎調整、骨盤調整、胸椎調整
考察
仕事や家族のストレスなど精神的、肉体的にすごく疲労していた。また、これだけ色々な症状が出ているのに無理をして1年ほど放っておいたことで、余計に症状が慢性化して、回復しづらくなっていた。
どんな痛み不調でも早めに対処することはすごく大事だということを改めて考えさせられたケース。
また、顎関節症など顎の症状は、顎のズレだけで起こるものではない。首や肩、背中などいろんな原因が考えられる。今回のケースは筋肉の過剰な緊張がとくに影響していたが、頭の骨の歪みから痛みが出るケースもある。
だから、顎が痛い、音が鳴るなどの症状を感じても「顎に原因がある」と一概に考えるのではなく、多角的に検査施術を行う必要がある。でも、家族の問題も解決したようなのですごくよかった。