今回は、朝起きるときの腰から太ももにかけての慢性腰痛を改善に導いた事例をご紹介します。
お客さま
男性 80代 無職 奈良
症状
腰の痛みは、前から少しあったが太もも外側にまで痛みが出ることはなかった。
6ヶ月前ぐらいから特に、長時間座っているときや朝起きたときに痛みを強く感じる。
整体も楽になるよ!という話を聞き、ご紹介で来院された。
施術内容と経過
足から関節や筋肉の検査を行うと、
- 左仙腸関節の可動域制限
- 足首(腓骨・踵骨)
この2つに問題があると考えた。
初回
まず、土台である「足」からバランスを安定させ、座っているときの負荷を軽減するため、仙腸関節の動きを改善。
腰をひねる動作で確認すると、痛みが半減。
慢性化している腰痛なので、身体に良い状態を覚えさせていく。
2回目(1回目から5日後)
2回目来院時、2日ほどは痛みはマシだったが、元に戻ってきている。
仙腸関節の動きをさらに整え、可動域の制限を解除する施術をおこなう。
初回より早く整うようになっている。
3回目(2回目から5日後)
3回目では、仙腸関節に合わせて、筋肉の緊張を緩和させる調整もおこなった。
朝起きたときの痛みはあるが、太もも外側の痛みは、かなりマシのようだ。
4回目(3回目から7日後)
4回目と同じ施術を繰り返す。
5回目(4回目から7日後)
5回目の施術で再検査。
仙腸関節の動きが改善され、太もも外側の痛みも完全になくなった。
朝起きたときは、少し痛みを感じるようだが、だいぶ調子は良さそうだ。
治療は一旦終了し、今は1ヶ月に1回メンテナンスを行なっている。
同時に施術した症状
右肩の痛み
施術方法
骨盤捻転・大腰筋・踵骨腓骨・c1
院長コメント
当院では高齢の方でも負担が少ない施術所なので、安心して受けることができる。
また、朝起きたときの痛みが出ているときは、内臓疲労などの影響でうまく回復できていないときだ。
当たり前だが、睡眠をとれば回復するはずだが、それがうまくできていない。
足からバランスを整えることで、身体は、良い状態を長持ちできるようになる。
朝起きたときに痛みを感じることが3日以上続くようであれば、注意してほしい。