今回は、歩くのも痛い有痛性外脛骨の痛みが消え、仕事での立ち仕事をラクにできるようになった事例のご紹介です。
お客さま
女性 20代 学生・アルバイト 奈良
症状
10代の頃に有痛性外脛骨の痛みで困ったときがあり、その時は湿布で対処していたらラクになったとのこと。
しかし、最近、立ち仕事をはじめたことで足を着くのも痛いときがある。
歩けない。
整形外科では湿布か痛み止めのイメージしかなく行きたくなかったので、ネットで調べて来院。
施術内容と経過
足型検査、触診などを行うと、明らかに舟状骨あたりが腫れている。
両足扁平足になっているが、痛みが出ているのは、右足のみ。
細かくチェックすると舟状骨の歪みがあるが、スネ(前脛骨筋)とふくらはぎの筋肉の緊張がかなり強いことが原因と判断。
また、骨盤にも歪みがみられたので、より片足に余計な負荷がかかっていると考えた。
扁平足が原因だと両足に痛みが出るはずだが、今回のケースは違う。
1回目の施術で身体のバランスと足の調整をおこなうと痛みは半減。
腫れがあるので慎重に施術を行い、テーピングで補強。(補強といっても伸縮性があるテーピングなのできつくない)
2回目来院時には、痛みがかなり引いて腫れていたのがマシになっている。(いい感じだ)
2回目3回目と同じ施術を繰り返しおこなうことで、仕事中や歩くときも楽になった。
念のため1ヶ月後に歩き方などをチェックして問題なかったので終了。
同時に施術した症状
腰痛・骨盤の歪み
施術方法
骨盤捻転・頚椎調整・有痛性外脛骨の調整・筋肉の調整
院長コメント
今回の有痛性外脛骨のケースは、10代のときに対処的な治療しかしなかったことも要因の1つである。
歩き方などわるいクセが残っているなど足に痛みが出ているときは、やはり何かしらの歪みや問題が起きていることが多い。
有痛性外脛骨の痛み(土踏まず付近の痛み)は、腰痛や肩こりに比べると一般的ではないが、適切な手順で施術をおこなえば改善できるものである。
病院にいって「手術しかない」「安静にして様子みてください」といわれても不安にならなくて大丈夫。
原因さえ取り除けば、普段通りラクに動けるようになる。