たに整体院の整体で、「手首の腱鞘炎(ドゥケルバン病)」の症状を改善に導いた事例をご紹介します。
あなたと同じ悩みかもしれませんので、参考にご覧ください。
お客さま
女性 50代 主婦 奈良県奈良市
症状
2ヶ月前から、右手首の腱鞘炎で、細かい動きや当たると痛い状態。
上下、捻る動作はどれも痛みが出る。
また、前から右半身のひどい首肩こりや、耳鳴りがある。
さらに不眠や冷えもあり、手首の腱鞘炎だけでなく、他の不調でも日常生活に支障をきたしている状態。
整形外科で、湿布や注射などをしたが、なかなか良くならず、我慢しながら過ごしていた。
ネットで腱鞘炎のこと調べていて、足の冷えとも関連しているという記事を見て、これが原因かもしれないということで来院。
施術内容と経過
初回
足型検査や手首から全身のチェックを行ったところ、
・足関節
・橈骨(手首から肘にかけての骨)
に、根本原因があると考えた。
まず、足関節と橈骨の調整をおこなうと、手首の上下運動の痛みが消えた。
まだ、手首に炎症による腫れが見られたので、直接調整するのは少しだけにし、身体のバランスを整えた。
次回は、5日以内に来院するよう指示し、初回は終了。
(施術計画:施術期間2ヶ月・はじめの1ヶ月で5回施術)
2回目(初回から4日後)
4日後に来院。
2回目来院時、初回のような痛みは半分ほどになり、まだ腫れはあるが少し引いてきている。
前回の施術が合っていたと確信し、合わせて、細かい動きを楽にするため、手関節のアライメントを調整した。
次回からは、5回目まで5日〜7日間隔で来院するよう指示し、終了。
5回目
5回目で再検査。
足関節は、安定しており、姿勢の状態も問題ない。
橈骨下方への歪みも取れ、周辺の筋肉の緊張も緩和されている。
右手首の腫れは引き、上下の動き、捻る動作は、問題なくできるように。
あとは、ふとした時の違和感のみ。
8割ほど良い状態になっているので、一旦施術は終了。
思っていた以上の回復力だった。
セルフケアを頑張って意識したこともあっただろう。
今後は、念のため1ヶ月に1回のメンテナンスを行なっていく。
同時に施術した症状
冷え性・首肩こり・耳鳴り(三半規管系)
施術方法
コウ打法・踵骨腓骨・橈骨・骨盤捻転
院長コメント
今回の右手首腱鞘炎のケースは、
・足関節
・橈骨
が、根本的な原因になっていたと考えられる。
一般的に手首の腱鞘炎と診断された場合、手首に注射をしたり、湿布を貼ったり、あるいはサポーターをしたりすることが多い。
だが、腱鞘炎の場合は、手首に問題がある場合が少なく、肘や肩、足などの他の部位が原因になっていることが多いことから、慢性化してしまいやすい。
また、手や足先に近いところに症状が出ている場合は、他の部位にも慢性化した症状がある可能性が高い。
今回の場合も、首肩こりや耳鳴り、不眠など他の症状もたくさん出ていた。
だが、慢性的な腱鞘炎や他の症状でも、必ず原因があって症状が出ている。
だから絶対にあきらめないでほしい。
手首の腱鞘炎でなかなか良くならないとお悩みの方は、今すぐ相談してほしい。
著者紹介
著者:谷 信弥
たに整体院(桜井市・橿原市)院長
【所持資格】
真体療術・フットケアポディスト・疲労回復整体
「下半身症状の専門家」として、整形外科や整骨院・接骨院に行ったけど、なかなか良くならない症状でお困りの方を、数多く改善に導いている。