今回は、サポーターをしても良くならない手首小指側の痛みを改善に導いた事例をご紹介します。
お客さま
女性 50代 保育士 大和高田
症状
約10ヶ月前から右手首の痛み。
特にひねる動作や重いものを持ち上げるときに特に痛い。
仕事で力を入れるときが特に辛く、常にサポーターをしている。
整形外科では、湿布とサポーターでしか対処法がなく、他の方法はないかとネットで探して当院へ来院。
施術内容と経過
足型検査と手関節など全体のチェックをおこなうと、
- 足の歪み(踵骨腓骨)
- 肩甲骨
に原因があると考えた。
初回
足の踵骨腓骨に歪みが起こり、手首に負荷をかけていた部分を調整し、身体のバランスを整えた。
また、合わせて関連している肩甲骨を調整すると、痛みが半減。
手首を捻ることができるようになり、少し違和感が残る程度。(思ったよりもいい感じだ)
だが、これは対処にすぎないので根本的には足のバランスを安定させることを繰り返し施術していく。
2回目(初回から5日後)
初回の施術後、身体のだるさが出たみたいだが、すぐにおさまったとのことで、問題なし。
痛みは少し戻ってきているみたいだが、初回のときよりひねる動作は楽になってきている。
初回と同じように足と肩甲骨を中心に調整。
3回目〜4回目(5日おき)
身体のバランスは安定してきているが、子どもを抱っこしたり、負荷がかかったときに痛みが残るようだ。
細かく筋肉の調整も合わせて行い、施術後の痛みは、ほぼゼロに。
5回目(4回目から7日後)
5回目で再検査。
今までサポーターを毎日常につけていたが、付けなくても問題なく過ごせているよう。
細かく確認すると、少し違和感が出る角度があるが、日常ではあまり気にならないとのことだったので終了。
同時に施術した症状
肩こり・腰痛・膝痛・足裏痛
施術方法
骨盤捻転・頚椎調整・TFCCの調整・足の歪み
院長コメント
今回のTFCCのケースは、約10ヶ月前からと慢性化していたが、比較的早く改善に導くことができた。
はじめての整体だったようで、「こんなんで良くなるのか・・・」と不安に感じていたようだが、良くなっていくことで不安がなくなったみたいだ。
TFCCや腱鞘炎など手首の痛みは、手を安静にするというのは、なかなかできないので慢性化しやすい。
何事も早めの対策が重要だと感じた事例でもあるし、慢性化しても痛みを改善に導くこともできるものだ。