今回は、3か月前から一睡もできなかった不眠が改善に導いた事例のご紹介。
お客さま
女性 60代
来院
2016年2月
症状
3ヶ月位前から一睡もできない日もあるほどの不眠があった。睡眠がとれたとしても2〜3時間程度。睡眠導入剤も2種類飲んでいるが効果なし。最近、介護疲れと愛犬が亡くなったことが大きなストレスだったよう。ご近所さんが来院しておりその方のご紹介で来院。
施術経過と内容
頚椎1番と仙骨に歪みと過緊張があり、その部位から不眠になっていると考えた。
問診時に今まで整体などで治療を受けた時、あとで余計にしんどくなったという話を聞いていたので、特に弱い刺激で調整。
また、同時に体のバランスを保っている「踵骨」の調整もおこなった。どんな症状でも「足」は非常に重要である。
1回の施術ではあまり変化がなかったが、継続して4回施術したところ睡眠が4時間ほど取れるようになった。あと2回ほど施術をおこない終了。
睡眠も薬なしでとれるようになった。
同時に施術した内容
踵骨
使用した手技
体幹肋骨調整、C1調整、骨盤調整、クラニアル
考察
長期間、薬を服用している場合、肝臓などの内臓面にも負担がかかるケースが多い。施術する刺激の強さも「超弱」で調整しないと余計にわるくなるケース。
一般的には、骨はバキバキするイメージがあると思うが、それが合わない人もたくさんいることを知っておいてほしい。
イメージとしては、「風船を軽く触るぐらいの強さ」だ。施術は長くするほど患者の体の負担がかかるから最短、その人に合った強さで整体をしていく必要がある。